細菌性プラークによって引き起こされる感染症

歯周病とは、歯に付着した細菌性プラークによって引き起こされる感染症です。
自覚症状がないまま進行する怖い病気で、30歳以上の約80%の国民が罹患する、非常に患者人口の多い疾患です。今も昔も、歯を失う原因としてワースト1位となっています。
炎症がどこまで及んでいるかによって歯肉炎と歯周炎に分類されます。

歯肉炎 歯肉のみが炎症を起こしたもの
歯周炎 歯を支えている顎の骨にまで影響を及ぼし、骨が溶けている状態のもの
(以前は歯槽膿漏と呼ばれていました)
毎日のケアのポイント

予防には、毎日正しくご自身で行って頂くセルフケアと、定期的に歯科医師の診断を受け、その都度適切な処置を受けるプロケアの両輪で治療を進めていくことがカギとなります。
歯周病の原因菌である歯垢(細菌性プラーク)は糖分をエサに増殖して行きますので、糖分の多い食生活を続けていると確実に歯周病へのリスクが高くなってしまいます。
また歯周病は糖尿病と深く関わっていますので、糖尿病になりやすいような高カロリー、高脂肪、塩分、糖類が多く含まれている食事は避け、過度のアルコール、食べすぎ、偏食も控え、バランスの取れた食生活を心がける事も重要になってきます。
お口の健康維持のために、おいしい食事を楽しく続けられるために、栄養バランスの取れた食生活も今一度心がけてみてください。

当院の歯周病治療

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2014年10月27日