お口の衛生状態の悪化や、食生活の乱れなどから起きる生活習慣病

むし歯菌(細菌)の出した酸によって歯が溶かされて起こるのがむし歯です。
むし歯菌の活動は食事の直後から活発になり、糖や炭水化物などを摂取して酸の放出を始めます。お口の中は酸性になり、歯が溶け始めます。この作用が脱灰(歯の破壊)です。
しばらくすると、唾液の能力(唾液緩衝能)によって酸が中和され、お口の中も酸性から中性に変化してきます。そして、唾液中のカルシウムやリンなどのミネラルイオンが結晶化して歯の表面に沈着し、歯の修復が始まります。この作用が再石灰化(歯の修復)です。
むし歯はお口の衛生状態の悪化や食生活の乱れなどの要因から、脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、むし歯菌が優位になって起きる生活習慣病なのです。
甘いものだけではなく、お米やパンなどに含まれる糖によって起きるので、正しい歯みがきとフッ素の使用が大切になります。

当院のむし歯治療

ダイアグノデント

ダイアグノデント

むし歯は、肉眼ですべて確認できるものではありません。むし歯を早期に発見するために、小川歯科クリニックではむし歯治療の最新機器の「ダイアグノデント」を導入しております。
ダイアグノデントとは、レーザー光を使ってむし歯を数値化することでむし歯を判断できる装置です。
数値として具体的にむし歯の進行度合いを管理することができるので、患者さまの身体にかかる負担を最小限にして、適切な処置を施すことが可能となっています。

患者様の症状に合った治療を行います
むし歯部分を削り再発しないために

フッ素を塗布する

シーラントを詰める

インレーを詰める

クラウンを被せる

むし歯部分が他の健康な歯に悪影響を与えないために

抜歯する

むし歯が再発しないための歯みがき指導

プラークコントロール

2014年10月27日